昨年の10/20日から突然始めた「般若心経」
毎朝1回朝のお礼拝の時に読んで来た。
2/20日4ヶ月かかりついに覚えました!
覚えようと思ってなかったけど、毎日1回でも習慣とはやはり凄い。
覚えてから、意味を調べようと思ってただ続けていました。
そろそろその頃が来たなと思った日に!バッタリT先生と出逢いました。
そして、何故か先生から「般若心経」についての話が出て、
微笑みました( ◠‿◠ )/
般若心経は、「天上天下唯我独尊。」
釈尊は、生まれてすぐに七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えられています。
この言葉の意味するところは、“私だけが尊い”という意味をあらわしているのでありません。
「唯我独尊」とは、「我、独(ひとり)として尊し」との意味であり、
それは、自分と他と比べて自分のほうが尊いということでもない。
天上天下に、ただ一人の人間として、自分の中にある神のわけ御霊の発見である事こそ大切であり、
本当の「私」を見出すことの大切さを教える言葉であります。
私達は、これだけの財産があるからとか、家柄、名誉や地位があるからといったことによって、
自らを他と比べて立派だと思いこんでしまう考え方になってしまいます。
しかし、この釈尊の言葉は、人間は何らかの条件によって尊いのではなく、
人間の命の尊さは、能力、学歴、財産、地位、名誉などの3次元的な事ではなく、
自分の中にある「真我良心」を見出すことの大切さを教える言葉です。
釈尊は生まれて直ぐ「天上天下唯我独尊」と7歩歩いてそう言ったと伝えられています。
この7歩という意味をひも解いてみましょう。
この歩という意味は人生を表していて、その人生の苦に六道輪廻があります。
●地獄道(じごくどう)
●餓鬼道(がきどう)
●畜生道(ちくしょうどう)
●修羅道(しゅらどう)
●人間道(にんげんどう)
●天道(てんどう)
この六道の中は「形あるモノは、いずれは無くなる」という
仏教の教えである「無常」を表現しています。
釈尊はこの7歩歩いてとありますが、6歩は六道輪廻です。
そしてもう一歩足す7歩目は解脱界の事であり、
これこそが「真我良心」を見出すことの大切な意味を表す一歩なのです。
私達はこの7歩目を見つけることが人間に生まれた理由であり、
私達全員に課せられた天からの課題なのです。
この7歩目の1歩を見つけ出すことこそ、人生の目的を果たす事になります。
私もこの1歩を見出す為にも今日も歌い、遊び、食べ、人生を遊行します(^^)